iBS外語学院40周年記念実行委員会

対談「音楽について考える」― Daichi Yamaguchi

六本木ヒルズの33階J‐WAVEが仕事場のラジオ・ディレクター(山口大地)と、ラジオはAMラジオが基本のiBSの毒蝮三太夫(小原学)が音楽について語る今月号の特集。一体、この二人に共通点はあるのか?メディアと音楽の話を真剣にしてみました。

「スマホネイティブとはなにか?」

山口大地:(以下:山)どうしてそんなにチョコレートたべるんですか。糖質そんなにとっていい事ないですから。しかも、コーヒーとか勝手に持ち込んでるし。太ってなくても糖尿病なりますからね。

小原学:(以下:小)だめなんだよ、甘いのがないと。人の話を座って聞けないわけよ、甘いのがないと。もう、先は長くないかも……。

山:最近、アルバイトを雇ったんです、21歳なんですけどね。で、僕がヒップホップ関連の仕事をしていて、その界隈の人ともつるんでるので、そういうのに憧れて入ってきた訳ですよ、うちの会社に。だけど、どうも薄いんですよ。超熟の食パンよりも薄い。音楽の幅も薄いし、そうなってきたら人間的にも薄く見える。最初は二十歳くらいなのでそんなもんかと思っていたんです。彼らは、ストリーミング世代なんですね、自分が聞きたいアーティストを聞き、そのアーティストに紐づいた「オススメ」で出てくる類似アーティストを聞いて、それで新しい音楽を掘り出している、digってると思っているんです。

小:なるほどねえ、つまりレコード店を回るとか、家中がCDにまみれるという悲劇というか通過点を経ていない。ウチなんか悲惨で、とんでもないCDがいっぱいある。この間、「野坂昭如CD全集」ってのが出てきた(笑) 。

山:ここ10年以上、アメリカではヒップホップが一番売れているジャンルなんです。しかも、すごい数の新しいアーティストが出てきているのに、彼のiPhoneではその一部しか再生されてない、ストリーミングだと。そいつが今21歳なんで、色々digり始めた音楽の目覚めは大体5年前の16歳くらい。過去5年から現在までの、Apple、Spotify、YouTubeにオススメされる、自分の好きなラッパーの同世代で、しかも類似アーティストがバンバン出てきて、それを聴いている。逆に、ものすごく狭い範囲のものしか聞いていないわけですよ。で、それが「ヒップホップである」と思い込んでいる節がある。言っても、ヒップホップなんてまだ歴史の浅いジャンルで、1970年代後半に誕生してるので全然遡れるんです。

小:それは違うだろ、って言いたいわけね。

山:僕らの世代だと、そうじゃなかったわけですよ。自主的に音源を探しに行く、友達にオススメを聞いて、CDを借りたり、オススメの曲をMDに入れまくって貸したりするのが僕らの世代だったわけです。それで、Apple MusicとかSpotifyというのは、選曲する人もいるわけですよ、必ず。で、キュレーター(選曲者・プレイリストを作る人)がやっぱりいて、僕もプレイリストのキューレーターをやっているんですけど、単に類似アーティストをお勧めするんじゃなくって、やっぱり音楽の背景みたいなものをしれっと表現することが大切になってくると思うんですよ。そこに、プレイリストの意義があるんじゃないか、と。

小:そりゃ、本当の意味でDJが居ないからですよ。絶対自分の番組ではAKBを流さないぞっていう矜持と諦観のある人がね(笑) 。 それと同じで、本当はキュレーターは記名であるべきだと僕は思うんですけどね。

山:うちのバイト君は今の段階で、やっぱり昔の音源を聞く必要がある。そんなんでFMの局のディレクターなんか出来ませんしね。プレイリスト上は音楽としては聴けるけれども、例えばライナーノーツを読む楽しみもない。クレジットを見て、誰がプロデユーサーで、レコーディング・ミキシングエンジニアは誰で、サポートで入っている楽器は誰が弾いていて、ジャケットのデザインはこの人だというのをチェックできない。音源が生まれた背景みたいなものは、逆に分かりづらくなってきている。薄いですね〜。超熟の食パンよりも薄いし、ましては熟されてもいない。そういえば、CoronaのSHO-GUN KITCHENでバイトさせてもらってた時は、ビーフの塊を長い肉切り包丁で、いかに均等に薄くスライスできるかにこだわってましたけど。逆に。話が逸れましたが、もちろん、若くても本当に音楽好きのやつは情報を取りに行くし、レコード買いに行ってますけど。僕の周りには確かにそういう連中もいます。

小:そりゃそうでしょ。やっぱり、ライナーノーツって絶対に昔は読んでたからね。CDアルバム買うと、それが楽しみでもあった。だけど、そこに音楽をさらに楽しむ「知る喜び」ってのもあったからね。クラッシックなんか特にそうで、いま読んでも素晴らしい人たちが書いてたんだな、って思うよ。

山:人類が便利さを追求するあまり、そういう部分が今の世代にとって不幸であると思います。あとは、若い世代はジャケ買いをしない。あまりに効率化されたもの、勝手にオススメされた音楽があるので、そこに冒険もできない。確かに、便利ですけど、そのスキームを作ったAppleとかって、ジョブズ世代の音楽好きじゃないですか。その近の世代は正しいApple Musicの使い方を知ってるけど、スマホネイティブ世代は、アナログの時代を知らないから類似アーティストをオススメされて、それでしか聞かない事がデフォルトなんで。

小:効率化って、結局非効率化を生むんですよ、全体の。だって、コスパのいい趣味なんか世の中にはないんだから。好きだからこそ一生懸命非効率なことをするんだと思うけど。もう、それを今でもやってるからね。身銭切らないと、やっぱりよく分からない。

山:この効率化はアーティストにも響いてきていて、アメリカでも日本でも同じようなアーティストが出てきていますね。僕は仕事がら新譜もチェックするし、レコード会社からは色々プロモーションされるのでいろんな音楽を聴くわけですよ。「オススメ社会」なので、会社も売れてるアーティストに似たようなアーティストを売り出す。売る側の理論に左右されやすい世界ではあると思うんです。だから、「埋もれる」楽曲もアーティストもやっぱり出てきちゃう。

「コスパのいい音楽なんかない」

山:音楽って、多分コスパとは関係ない分野だと思うんですよ。もちろん、商業的な成功みたいなものは求められるけれども、聞く側にそれは求められてはいけないと思うんです。

小:そうでしょうね。だけど、ある意味商業的な成功ばかりを追い求めているから音楽がつまらなくなってきている、そしてラジオもつまらなくなってきているって側面があるよね。プロモーションありきのラジオなんか食傷気味だよ、聞いてる側としては。

「Spotifyは悪意がある」

山:最近、「シティポップ」って流行りましたよね。もう日本では落ち着きましたけど。でも未だに山下達郎のレコードを海外から買いに来ているという状況があるんです。やっぱり、海外の音楽好きは貪欲だと思いますね。歴史を感じている。2014年には、J.Coleっていう素晴らしいアメリカのラッパーがハイ・ファイ・セットのスカイレストランをサンプリングして曲を作ってるんです。

J. Cole – January 28th

山:ヒップホップにはサンプリングという超最高な文化があるので、過去の音源をディグリまくるんです。スマホネイティブでも本当にヒップホップ好きなら、元ネタとかは過去の素晴らしい音源にたどり着くべきなんです。だから、過去の音源に敬意を持って、本質を理解して、それをうまく使えない人はヒップホップをやっている、ヒップホップが好きですとか言ったらダメだと思うんです。

小:あ、ここでようやく話が合ってきそうな雰囲気。

山:ぼくらの若い時代はネットもあんまりないし、クラブに行かないと聞けなかった訳ですよ。ある意味で現実主義だったんです。だけど、スマホネイティブは音源へのアクセスは出来るけれども文化的にヒップホップを理解することは難しいと思うんです。

小:例えばハイ・ファイ・セットなんかだと、今聞いても豪華だったんですよ。録音だって、ひょっとしたら一発どりかもしれないし、人間が多かった。つまり、音楽的に豪華にコストがかかっていたんですよ。だから、サンプリングするに堪えうる音源だった、とも言える。

ハイ・ファイ・セット 『スカイレストラン』

「ヒップホップの流儀」

山:あと、今年のグラミー賞で、「最優秀ラップ・アルバム賞」を受賞した、Tyler, The Creatorという人がいるんですけど。この人、ゲイであることをカミングアウトしているんですね。だけど、もっと驚いたことに、このグラミー賞を受賞したアルバムの中で、山下達郎をサンプリングしているんですよ。

Tyler, The Creator – GONE, GONE / THANK

山: Tylerはまだ、若いんですよ、20代で。だけど、サンプリングをしっかりしている。代々続くヒップホップの流儀をちゃんと踏襲しているんです。サンプリングしていいですよって許可したヤマタツも凄いし、アメリカのヒップホップ文化を分かってらっしゃる。Bobby CaldwellもStingも逆にどんどんヒップホップにサンプリングしてくれって感じですから。さすがヤマタツ。さらに言えるのが、国とか言語とかにかかわりなく、サンプリング、つまり音楽からリスペクトを感じている。「いいな」と思ったレコードを買って、何回も聴きこんで、サンプリングして曲を作る。そこに、ヒップホップの面白さというか流儀があるのに、やっぱり昔の曲を聞かずしてヒップホップを語ろうとする人が最近は多い。

山下達郎 – Fragile

小:山下達郎は分かってるから。伊達に東京FMに電源車持ち込んで「サタデー・ソング・ブック」をスタートさせないから。さっきの話だけど「いいな」と思ってサンプリングすると、また坂本九の「上を向いて歩こう」みたいになる。海外に行くと「SUKIYAKI」でしょ。全然、すき焼きの歌詞は出てこないのにこうなっちゃってる。歌詞を担当した永六輔はどういう気分だったんだろう?僕はさっきのライナーノーツの話じゃないけど、歌詞は理解したいほうなんですよね。だから、ひょっとすると今の流れは第二の「SUKIYAKI」問題を引き起こす可能性がある(笑) 。

「シティポップの定義ってなんだろう?」

小:ハイ・ファイ・セットと山下達郎が一括りにされる部分が、僕は理解できなんですよ。例えば昔でいう渋谷系って、なんかピチカートファイブとか小沢健二とかでしょ?これもシティポップにカテゴライズされるのが良く分からない。

山:特にないと思うんですよ、大きな括りって。例えば歌謡曲であってもJポップにカテゴリーいつのまにかされている。

小:だけど、ハイ・ファイ・セットは少しフォークを引きづっている。山下達郎はそうじゃないでしょ。年代から行くと、すでに1990年代だってシティポップにカテゴライズされているけれども、そこには大きな断絶があると思うんですね。つまり、1990年代の初頭は渋谷っておしゃれな街だったんですよ。だけど、だけど90年代の後半になるとルーズソックスの女子高生で汚染されてきた。だけど、それは時代が変わったんですよね。安室奈美恵という記号ができて音楽と文化がそこで変わってしまった。そして、その時代がJポップなんじゃないですかね。それから20年してJポップ以前の、いわゆるシティポップがはやり始めたんじゃないかと、思うんですよ。

山:女子高生に汚染されている、って少し言い過ぎかもしれないですよ(笑) 。

小:つまり、ここから暗黒の時代なんですね。売れればいい、みたいな数字を追ってきてしまっている音楽業界。

「不幸な時代に生まれた」

山:Jポップ時代から鬱々として、ようやく最近ですけど時代が変わった、って本当に思うんですよ。そこにはYouTubeの台頭が大きいと思うんですよね。例えばアーティストのMVなんかが、いきなり2014年ぐらいからフルバージョンで見られるようになってきた。そのくらいから音楽の聴き方も変わってきたんじゃないかなと思うんです。個人的な意見ですけど、ラジオ局でディレクターしているとほんとにどうしようもない曲が多かった。一方的にどうしようもない音楽をかけないといけない的なしがらみがありますから。

小:もう、西野カナとか、EXILEとかどうしようもなかったよね。AKBなんかもそうだし。ラジオのディレクターとして、選曲権は行使しなかった?

山:キュレーターもしていて、ラジオのディレクターもしていると結構つらいです。商業的に聴取率も気にしないといけないし、だけど本当に好きな曲もそれらに混ぜなきゃいけない。バランスをとりつつ、選曲するにも色々とジレンマがあるわけですよ。

小:やっぱり、ピーター・バラカンか山下達郎になるしかないね。

「ラジオは廃れていい」

山:でも、ラジオは将来的に廃れる運命にあるんじゃないでしょうか?だって、携帯でradikoをインストールしないと聞けないんですよ。だから、僕はコンテンツを作るところに集中しているんですよ。もちろん、ラジオがなくなるのは悲しいと思いますけど、この変化はどうしようもない。実際、東京の主要FM放送局◯◯FM◯◯◯さんも潰れかけてます。これから潰れると思います。そもそも、ラジオがやりたくてこの業界入ってきてないんで、ラジオのミライなんか考えたこともないです(笑) 。

小:悲しいこと言うねえ。ラジオはなくなったら困るよ。ささやかな、中年の楽しみとして。やっぱりAMラジオのざらざらした音質で聞く八代亜紀なんか盛り上がる。

山:だけど、コンテンツとしてのラジオっぽいものは残ると思うんですよね。極端な話だけど、六本木ヒルズの33階で放送する必要はないんですよ、こんなにコンテンツを流すコストをかける必要はない時代が来ているのにね。つまり、形よりもコンテンツの時代になる。いま、この対談だってそのままネットにのせれば番組になるわけですよ(笑) 。 既存のラジオ局に求められるのは、やっぱりこれまで培ってきた経験とプロ意識とプライドをかけた、コンテンツ勝負の時代じゃないでしょうか。

小:早く、「学と大地のインチキラジオ」をやろうよ。絶対に深夜番組だったら面白いから。

山:あぶないですよ、インチキですからね(笑) 。 インチキやるつもりでラジオやろうっていう昭和のノリが、タイトルに溢れちゃってて、完全に時代に合ってないです。けどもし本気でやるんだったら、FM鹿児島の深夜帯の枠とかを、20万くらいで買って、スポンサーとして入りつつであれば一瞬はインチキ出来るかもですね。

小:「インチキを本気でやる」ってとこは時代に合ってるんですよ。あー、バカだな、この人たちって思われたい。いまさら、カッコつけて賢いふりをしている事こそみっともない。バカです、私、って思われたい。ダメ?

山:ダメです(笑) 。

「Suchmos以降の音楽シーン」

山:ただ、ラジオを否定しているように思えますけど、やっぱりSuchmosの成功はラジオにあったんですよね。iBSの毒蝮三太夫こと、学さんは、Suchmosって知ってますか?(笑)「Stay Tune」って曲は、まさにラジオでした。J-WAVEで僕が担当する、アンジャッシュの渡部さんとやっているGOLD RUSHという番組で激推ししてたんです。

小:その時間帯は、NHK FMだなあ(笑) 。 だけど、ホンダのCMで使われてたよね。あのクルマ、全然売れなかったけど。

山:デビュー時からまだインディー中の彼らをプッシュしまくっていて火が付いた。最初にかけたときには、周りの大人からもまったく反応が無かったんです。レーベルのプロモーターですら、これは良いですよって話をしても逆に「売れないですよ」って感じの事を言われた記憶があります。だけど、個人的には素晴らしいバンドだと思ってたんですよ。絶対にその時の売れ線ではなかったし、媚びてなかった。「J-Pop」はJ-WAVEが名付けた呼び方ですが、Suchmosは明らかにJ-Popなんかではない。実際彼らの登場以降、媚びない音楽性のバンドがどんどん出てきて(ストリーミングサービスやYouTubeなどの後押しもあり)日本の音楽シーンがひっくり返ってしまった印象があります。

BEAMS40周年記念『今夜はブギー・バック』で観るTOKYO CULTURE STORY/BEAMS40周年記念動画『今夜はブギー・バック』MV

小:つまり、J-Popの時代が終わった感じがした?

山:しましたね、確実に。最初にめちゃくちゃ僕に刺さったのが、Suchmosの最初に出したEPの中に入ってる「Fallin’」って曲なんですけど、わざとドラムのリズムを揺らしていて、よく分かってないジジイが聞くと、ドラム下手なんじゃないか?っていう。実際それを言ってた人いました。

小:ドラムがずれて居るのは、グルーヴ感だと。

山:それがかっこいいんです。MPCというヒップホップ系のプロデューサーが使うサンプラーのクオンタイズ機能をオフったようなグルーヴが。後からSuchmosにも確認したんですが、やはりわざとそうやってグルーヴを作っていたし、しかも僕の好きなヒップホップのプロデューサー、J Dillaのドラムパターンまで真似していて、音楽的にバンドでヒップホップの打ち込みの感じを実践してたんです。実は彼らは音大まで出ていてジャズやファンク、音楽理論もしっかり勉強している。で、Suchmosにどういう風に音楽に触れてるの、って聞くとレコードとかは買いつつ、古い音源はYouTubeでJamiroquaiだったり、ルイ・アームストロングとかの音源を色々聞いていて、彼らなりに音楽を掘ってましたね。

Suchmos – Fallin’
J Dilla – Won’t Do

小:そんなことが大切なら、毎日掘ってるよ、音楽(笑) 。

山:そこでさらに良いなと思って僕がJ-WAVEで担当している「GOLD RUSH」の番組用にジングルを作ってもらったんです。そしたらそのジングルの感じがすごく良いって事でSuchmosから「伸ばして曲にしていいですか?」って聞かれたんで、いいよって言って、出来上がった曲が「Stay Tune」という曲で。初O.A.も番組でやってパワープレイしたんですね、番組で。その後HONDAのCMソングになったりして、紅白にも出演して……。昨年は彼らの横浜スタジアムでのワンマンライブを見に行きました。つまり「ラジオ」きっかけで。“「GOLD RUSH」は毎週、金曜の夜20時まで”なので、サビのところが「Stay tuned in Tokyo Friday Night〜」なんです。

Suchmos – STAY TUNE

小:なに、やっぱり「ラジオ」は生き残ったほうがいいんじゃないの?

山:いや、良いんです無くなって。地上波の放送局は恐竜です。ちょうど今、化石になりかけてます。もう小さ目の隕石降ってきてますし。近代で言ったら幕末ですね。僕の中のマシャが今、まさに言ってます。「今一度日本のメディアを洗濯致し候」って。

小:じゃ、僕は小さなFM局でも作ろうかな。インチキだけど。

山:ほんとにやりそうだから、怖いです。バカは何をするか分からない(笑) 。

小:ナイスですねーっ!(村西とおる監督風で)

Daichi “Vince” YAMAGUCHI :30期卒

(株)十六小節 代表取締役社長。鹿児島県立伊集院高等学校卒業後、iBSに入学、その一年後渡米。L.A.の大学在学中に音楽メジャーに変更後、Citrus College Visual & Performing Arts Education in Recordingのプログラムを専攻し、音響工学を勉強し卒業。

渡米以来、愛車はJeep

一年のL.A.放浪生活を経て東京に帰国。東京でアーティスト活動を開始。その後ラジオの世界に入り、2013年、独立しディレクターとして仕事を開始。2018年に様々なクリエイティブを請け負う会社、(株)十六小節を設立。

現在は、ラジオ番組制作、大手ストリーミングサービスのプレイリストの選曲、テレビ番組の選曲、YouTube動画の企画制作、楽曲制作のディレクションなども請け負い、アーティストのマネジメントなども行う。

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