iBS外語学院40周年記念実行委員会

「そうか、 存在感のない愛ってことか 」

同期のアルバート@31期から、「なんか書いて!」と久々に嬉しいムチャ振りをいただきましたので、ムチャクチャ自由に書かせていただきたいと思います。

高井 "Justin" 公孝

私が、iBSに入学したのは、25歳の頃。

新卒で入った半導体のフィールドエンジニアを辞め、アルバイトを掛け持ちしながらこれからの人生について思い悩んでいた頃でした。

悩み続ける私を見てはいられなかったのか、家族(姉)から自分の通っていた学院に通って見たら?と勧められ、半信半疑に南先生とiBS生に出会ったことが、大きな転機でした。

そこで南院長が実践されていた人間教育や、それを体現するかのように積極的に学ぶ意欲に溢れていた笑顔の素敵な学院生たち。

全てが新鮮で、教育一つでこんな素晴らしい空気をどうやったら作りだせるのか?と強烈な好奇心を持ったことを覚えています。

学校に馴染めなかった子やコミュニケーションに悩んでいた子、色々な想いが集まっていたけど、iBSで過ごした1年間が、その後の私の進むべき路を決定付けたことは間違いありません。

iBS卒業後は、留学資金捻出のために広告会社でアルバイトをはじめ、そこで、コミュニケーションの面白さ、奥深さに惚れてのめり込み、留学のことは、もう頭のはるかどこかに飛んでいって気がつけばその後、広告プロダクションを経てフリーのコピーライターへ。

現在は、企業ブランディングを行う会社で企業の活性化活動に携わっています。今の仕事もそうですが、私の人生の目標ともなっている「人(企業)の良いところに光をあてる」これこそが、iBSから学んだ一番のこと。

どんな人でもどんな学生だって、魅力のない人はいない。良いところは絶対に、絶対にある!極論を言えば、どんな残酷な殺人者にだって、いいところ、学ぶべきところはあるのかもしれないのだと。

iBSという世界トップクラスの教育を受けて感じたことは、最高の教育とは、生徒の背中を押したことを「感じさせない」こと。先生の力ではなく、「自分の力」でステップアップできたと実感させられる教育ではなかろうか。

元高校球児的な例えでいえば、最高のキャッチャーとは、バッターに打ち取られた(してやられた!)とは思わせず「自分の調子が悪くて」打ち損じたと思わせること。(あれ、打てる球やったなぁ!今度は絶対に打つ!)

例えがマニアックすぎて、逆にわかりにくくなりましたが、つまり、先生や教える側の存在をなくすこと。〇〇さんから教わった、〇〇さんに〜してもらった、と思われないことが本当のリーダーではないかと。

お、それってiBSでもよく言ってたTeaching is Learning と関係あるんじゃないか?

先生たちがいつまでも学生以上に学生たちから学び続けることが、教える側の存在を消去させ、その極意を叶えているのではないか!?

iBSってそれを実践しているのかもしれない。。。

iBSに想いを馳せて何の脈略も考えずに書き出したら、本当に色々なことを昨日のことように思い出して、結局、もう何を書いているのか自分でもわからなくなりましたが、最後に頭に浮かんだことと、懺悔を。

イラレのスキルアップと同時に、わが発信力を鍛えようとiBS卒のメンバーと一緒に当時、伝説的自由雑誌「ストレート」を勝手に刊行。

楽しかったな。勝手に書いて、勝手に写真とって、勝手に考えて、勝手に作って、勝手にまいて。

わいわい呑んで。語り合って。

超絶楽しいクリエイティブな日々だったなぁ。

iBSを卒業してから振り返れば早10年以上。

31期のみんな、色々とムチャなことばっかりやってごめんね。。。

もう10年以上も経つけど、ニイヤンは、相変わらず、ムチャばっかしてますよ。

青春とは、ヤンチャに求める心なり!

Kimitaka “Justin” Takai:31期卒

略歴は本文のとおり。iBSに掲示されているの数々のキャッチコピーを生み出してきた。ペンと紙が武器になる人。iBS卒業後に学院長と同期の面々で訪れた中国で、学院長を含め皆がお腹を壊す中、一人だけピンピンしていたという驚異のフィジカルを持つ。勝手に刊行した雑誌を勝手にあちこち置いてくる驚異のメンタルも持ち合わせる。(同期のAさん談)

KONA
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